自習席

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目的にあわせて

塾ステupでは目的に合わせて2つのコースを開設しています

【1:2コース】 個別指導の標準型として多くの個別指導塾が採用しています。
  自分の力で学習を進めるのが難しい苦手科目がある場合、国語力が弱く教科書
  を読んでもほとんど意味がとれない場合などは、1:2コースを選択されると
  よいと思います


【メイトコース】 「わかった」を「できる」につなげるコースです。
  理解したと思っても学校の成績につながらないのは、演習量の不足が大きな原
  因です。「わかった」から「できる」につなげないと、学校の成績は伸びてき
  ません。ある程度の量(時間)を確保することで質(成績)が上がってきます



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「個別×サポート×少人数グループ」のハイブリッド指導  

基本的に17:00~22:00までの間の決められた曜日・時間に教室に来ていただき、教え込み主体の1:2の個別指導・演習主体のメイトコースによるサポート学習・少人数グループ指導、それぞれの学習法の長所を併用するハイブリッド指導で、効率よく効果的な学習をおこない、力をつけていきます。

部活や他の習い事とも併用できるように、一人ひとりに合わせた時間割を組めるようになっています。

まずマンツーマンで重要ポイントを説明。 (完全1:1の個別指導)

次に厳選された良問によるトレーニングによって、定着をはかります。
(自分の力で問題を解けるようにするサポート指導)

そして、随時確認テストを実施し、基準に達していない場合は、原因を確かめ、マンツーマンで再度指導し、トレーニングと確認テストを繰り返し実施します。
このサイクルの積み重ねで着実に力をつけていきます。


また、定期テスト直前に急にテスト範囲が広がった等の場合は、学校ごとのグループで集まってもらい、試験対策を実施します。 (少人数グループ指導)

対象は、中学生と高校生

● 中学受験をしないのなら塾は中学入学時からで大丈夫です

経験から申し上げて、私立中受験や中高一貫校受験をお考えの場合以外は、小学校から塾に通っても、中学1年から通い始めてもほとんど差はありません。小学校時代から塾通いを始め、変に塾慣れしてしまうよりも、中学入学と同時に新たな気持ちで塾に通い始めた方が、通塾の効果ははるかにあがります

きちんとした講師が担当するならば、中1の内容を学習しながら小学校内容の弱点を補強して授業を進めることができます。あまりにも漢字が書けない、基礎的な計算ができない、というようなケース以外は、中学校に入るときから塾に通い始めてもじゅうぶん間に合います

また、中学生になると忙しい毎日を過ごさざるをえなくなります。午前6時頃起きて朝練に参加し、その後で授業、放課後は当然部活で帰宅するのは午後7時頃、塾に通っていればそのまま塾に直行。塾から帰るのが午後10時頃で、食事、入浴、学校や塾の宿題、その間にスマホで友達とコミュニケーションをとり、多少はテレビも、という感じです

たぶん日本で一番忙しい毎日を送っているのは、運動部やブラスバンド部に入っている中学生ではないでしょうか。さまざまな貴重な体験をする時間がとれるのは、小学校時代だけです

そんな貴重な小学校の時期、塾で学習するよりも、友だちと外遊びをしっかりとおこない、自然と接しながらさまざまな経験をしたり、コミュニケーション力をやしなったりすることのほうはるかに大切だと思います

春の公園で感じる植物の息吹き、夏の草原に寝ころんで見上げる抜けるような空の青さ、秋の丘の上で風に吹かれる気持ちよさ、冬の朝の身を切るような冷たさ。友だちとわいわい言いながら、せせらぎに素足を入れて水をはねたり、夕暮れの高台で星を数えたり、そんな体験の積み重ねが豊かな心を養っていくのだと思います

学力はあくまでも豊かな人間性の上にのってこそ、より役立つものです。小学校時代には、塾に通うよりも、さまざまな体験をしたり、豊かな感受性や対人コミュニケーション力を養うことに時間を使うべきではないでしょうか

中学生を教えていて感じるのは、さまざまな経験をしてきた子は、応用力がある、ということです。抽象的なことを学習していても、自分の体験に照らし合わせて具体的に理解することができるからです。理科で、てこや滑車について学習していても、シーソーで遊んだり、井戸で水をくみ上げたり、大きさの異なるドライバでねじを廻したりしたことがある生徒は、教科書の文章だけで理解した子よりも、立体的に理解でき、応用問題にも十分対処できます

神奈川の公立高校入試問題がここ数年で大きく変わり、いろいろな知識を詰め込んできた生徒よりも、地頭の良い生徒、その場で問題解決の糸口を見つけられる生徒が高得点をとるようになってきています。授業で学習したことを自分の体験と照らし合わせてどれだけ身につけられたのか、そこが問われているのだと思います

小学校時代に、塾に通うよりも、その時間を外遊びやさまざまな体験にあててきた子、中学に入って伸びてくるのは、そんな子たちです

上からの物言いになってしまい恐縮ですが、上記の理由から、小学生の募集は6年生の2月(中学校に進学する直前の2月)からとさせていただいております。ご理解をいただければと思います

* ただし、暇さえあれば(というか暇がなくとも)ゲームとスマホをいじっている、というよ
  うな小学生の場合は、塾に通えば、多少はそのような時間が減るでしょうから、通ってもよ
  いと思います。ゲームとスマホはよほど自分で自分をコントロールできる子でないと、成績
  は、間違いなく落ちます。

* あと、国語が極端に苦手な生徒は国語1教科に絞って通塾すべきです。漢字が書けない程度
  なら中学に入ってなんとかなりますが、読解力がない生徒~特に説明文が苦手な場合~は、
  国語に絞って早めに対策をとるべきです。中学に入ると理科・社会等他教科の授業が急に難
  しくなるので、教科書を読み取る力がないと苦労します。(算数は基礎的な計算ができれ
  ば、中学に入ってから数学の授業をしながら小学校内容の弱点補強ができるので、中学に
  入ってからでも十分間にあいます)

* 今、どこの塾でも中学生が減っています。そこで、新中1を確保するために、小学校のうち
  から自塾に囲い込もう、ということで、小学生を確保することに必死です。小学生の曜日や
  時間をフリーにしたり、授業料を中学生に比べ低く抑えたりして通いやすくする、ロボット
  教室、そろばん教室、お習字教室等フランチャイズの習い事系を併設し、そこから塾に流し
  込みをはかる、といったやり方が多いようです。

● 中学生・高校生

今までに多かったのが、中学校の成績が30/45前後の生徒が38/45前後まで伸びて市立戸塚、横浜栄、立野、みなと総合、舞岡等中堅公立高校に、合格者の中でも上位の成績で進学するケースです

ここ7年くらいは高校生も本格的に担当するようになり、進学した高校で学年5位あたりまでにはいることが多く、推薦で横浜市大等ある程度の大学に進学する、というのがモデルケースになっています
(ただし、高校で部活やアルバイトをほどほどにしている場合)


実際、
戸塚高校→横浜市立大(推薦)
みなと総合高校→信州大(一般)
関東六浦→横浜市立大(推薦)
戸塚高校→明治大(推薦)
金沢総合高校→県立保健福祉大(推薦)等、
多くはありませんが、中堅高校から国公立大・有名私大に毎年確実に推薦合格の実績をあげてきました。
他にも看護系の大学、専門学校に比較的多くの合格者を出しています

中学生で学校の成績が30/45前後の生徒の場合、学校進度より数ヶ月早い大手塾のカリキュラムでは、塾の勉強と学校の勉強との2重の負担になり、せっかく時間をかけて通塾しても思ったほど学習効果はあがりません

受験を控えた中学3年生の9月以降を除き(受験する高校によっては中学3年生の9月以降でも)学校進度より1週間くらい先を学習するのがもっとも効果的な学習方法です。特に部活でがんばっている生徒の場合、学習時間が十分確保できないので、塾と学校の進度が大幅に違うと大きな負担になり、もっと簡単に上がる成績がなかなか上がりません

また、学校の成績が30/45前後の生徒の場合、月2万円~2万5千円前後で十分効果的な5教科の学習ができるのに、月3万円の費用をかけても5教科の学習ができない個別指導の塾では、費用対効果の面で効率が悪いのではないかと思います。正直、5段階評価で3以上をとっている生徒ならば、あんなに費用をかけなくとも実力をつけることができるし、成績もあがります
(ただし性格的な問題で先生がつきっきりでないと、という場合はもちろん、個別指導が必要でしょう)

第3の「スタバ」として

「塾ステup」は生徒にとって、ご家庭、学校に続く3番目の「学習ステーション」=「勉強の場」=「スタディーの場」=「スタバ」として、いつでも気軽に利用できる場所です。

自習スペースがあります
教室内は、授業スペースと自習スペースに分かれています。自習スペースは、塾が開いているときは自由に利用することができますので、授業前後のみではなく、学校帰りに宿題をすませたいとき、明日までのレポートを仕上げたいとき、自宅では集中して学習できないとき等、効果的に利用してください。
自由に利用できる500冊以上の参考書があります
社会や理科のレポートをまとめるのに必要な参考書、各教科の力をつける問題集、その他「歴史まんが」や「newton」などの科学雑誌などもおいてあります。さまざまなことに興味を持つきっかけづくりになってくれたらと思います。

学習のためなら自由に使えるパソコン、コピー機があります
生徒用のパソコンが設置されています。学校のレポート作成ための調べごと等、学習のためならば自由に使ってください。また、学習目的であればコピー機も自由に使えます。(もちろん、無料です)試験前は、学校のノートやワーク、プリントをコピーして繰り返し練習している生徒がたくさんいます。

そして、、、冷蔵庫にはお茶があります
水分は脳によい刺激を与えます。自分で飲み物を持ってこなかったときは、冷蔵庫のお茶を自由に飲んでください。

集団指導、個別指導の問題点

● 集団指導の問題点

以前私は集団指導塾で教室長をやっていました。教室長といっても毎日授業にはいり1クラス15名前後の生徒の授業を担当します。「生徒を集中させ、絞り込んだ内容をしっかり教え込む」、自分でいうのもなんですが、授業には自信がありましたし、学期ごとに実施される生徒アンケートでも毎回9割以上の生徒から「よくわかる」という評価をもらっていました。

そんな私でも現在の集団指導教室で、9割以上の生徒から「よくわかる」という評価をもらえるか、と聞かれれば、正直、躊躇してしまいます。その最大の理由は、どの塾でも1教室あたりの生徒数が減っているため、入塾テストを実施できず、その上、中1・中2は学力別に複数のクラス分けができない塾が増えているからです。


1クラスの中の生徒の学力差が大きく広がってきているため、授業の照準が絞りづらく、指導効果がかなり減殺されています。1学年1クラスで入塾テストがない集団指導の塾の指導効果は、入塾テストで集団指導に向いている生徒を選抜し、その生徒たちをさらにクラス分けしていた頃に比べると、大幅に落ちているのではないかと思います。

「入塾テストをするなんて」と思われる保護者の方も多いと思いますが、集団指導では、集団のレベルがある程度まとまっていなければ指導効果はあまり期待できません。「どんな生徒でも受け入れます」という集団指導の教室は、「塾は成績をあげるところ」ということを真剣に考えていないのではないか、と思います。

昔の集団指導の教室は良心的でした。どこの教室でも入塾テストを実施し、集団指導についていける一定レベル以上の生徒を入塾させていましたし、入塾した生徒をさらに学力別に2~5クラスに分けて、授業の焦点を絞りやすい、指導の効果があがりやすいクラス編成をしていました。


● 個別指導の問題点

教務面で大学生を中心としたアルバイト講師に頼らざるをえないことが個別指導の特徴です。ここから2つの問題が出てきます。

1つめは、アルバイト講師は数ヶ月から数年でやめてしまうので、「講師側の教える経験」が蓄積されません。塾の講師は1年ひとまわり生徒を担当してやっと流れがわかります。中1から中3の内容を通して教えて始めてカリキュラムがわかります。何年生のどの時期に何を学習するのか、どこでつまずきやすいのか、その原因は何か、どこまでさかのぼって学習させればよいのか等です。

そのようなことは、カリキュラム表をみればわかるのではないか、という方もいらっしゃいますが、単に紙の上で眺めて理解したことと、実際に教えてみて具体的にわかることとの差は非常に大きいものです。学生講師の場合、1年生の4月から始めても、やっと慣れてきて1人前になる3年生の秋頃にはもう就職活動が始まり、現場を離れなければなりません。

2つめは、アルバイト講師は頻繁に変わることが多いため、担当している「生徒の情報」が蓄積されません。生徒がどのような性格で、何を学習をしてきて、どのような箇所でつまずくのかが、次のアルバイト講師に十分伝わりません。

いくら引き継ぎノートを詳細に書いていても、所詮紙の上のことです。担当している生徒について100枚のレポートを提出しても、その生徒を担当したアルバイト講師がその生徒について知っていることの5割も書けていないと思います。機嫌が悪いようならここから糸口をつけて、とか、この時期は部活で疲れているので宿題はこのくらいにするのが効果的、とか、よほど能力のないアルバイト講師でない限り、1年間同じ生徒を担当すれば、担当した生徒について無限と言ってよいほどのデータが講師の頭に入っており、必要に応じてそのデータを引き出してくることができます。

どれだけ多くのことを紙に書いたと思っても、引き継ぎをした時点で、講師の頭に入っているその生徒についてのデータの5割は失われてしまいます。その結果、講師が代わると指導の効果が著しく落ちてしまいます。

さらに現在問題になっているのが個別指導講師の学生の質です。生徒2人に先生1人という場合、生徒が50名いれば、先生がのべで25人必要です。現在、個別指導教室の数は増える一方ですから、学生アルバイト講師の奪い合いになっています。そのため、本来ならば採用試験の段階で落ちるべき学生でもとらざるをえないということが往々にしてあります。時期によっては、どんな学生でも来てくれればとにかく採用、ということもあります。

その結果、理系の大学生でも中学の数学(特に図形の証明)ができなかったり、文系の学生でも中学校の英語の教科書に出てくる単語がわからなかったり、ということがおこっています。また、高校生の理系科目をきちんと教えられる大学生はほんのわずかです。

さらに「来週はサークルの飲み会なのでこれません」というようなこともたびたび発生しますが、代わりの講師がいないため認めざるをえない、というのが現実です。(学生講師からすれば、単なるアルバイトなので自分の都合が優先するのは当然といえば当然ですが)

* もうひとつ。最近の個別指導教室は交通費節約のため、塾から歩いて通える範囲に住んでい
  る講師を優先して採用する傾向にあります。この場合問題になるのが、生徒の同級生のお兄
  さんやお姉さんがアルバイト講師をしている場合です。塾では情報を共有することが重要で
  すから、生徒の情報もとうぜん同級生のお兄さん、お姉さんに伝わります。そして自宅でつ
  い軽い気持ちで「○○君は今度成績が落ちたんだって」とか「○○さんは△高校を受験する
  らしいよ」とか話してしまうということになります。